キャッシングの審査に影響!信用情報に傷がつく条件

キャッシングの審査を受ける際には信用情報が気になるものです。

信用情報に傷がついているとキャッシングの審査で不利になるということはよく知られています。

それでは、信用情報に傷がつくとはどのような状況なのでしょうか。

この記事では信用情報に傷がつく条件について解説します。

① 信用情報はキャッシングの審査に影響するのか?
② 信用情報を傷つける条件は?
③ 信用情報の傷を回復する方法は?

Contents

信用情報はキャッシングの審査に影響する

キャッシングの審査を受ける際には、金融機関は必ず信用情報をチェックします。

そして、信用情報に傷がついている場合は審査で不利になるのです。

信用情報には個人の客観的な取引事実が登録されていて、金融機関は自由に確認することができます。

キャッシングの審査であっても信用情報のチェックは行われて、判断材料として利用されるのです。

もしキャッシングの申込をしたけれども審査に落ちた場合は、信用情報が原因と考えられます。

キャッシングの審査において信用情報は重要です!

信用情報に傷がつく条件

信用情報に傷がつく主な条件は以下の通りです。

  • 金融事故を起こした(延滞、債務整理など)
  • 申込情報が多い
  • 他社からの借入金額が多い
  • クレジットカードを契約したことがない

信用情報に傷がついてしまう条件についてそれぞれ解説します。

金融事故を起こした(延滞、債務整理など)

過去に金融事故を起こしていると信用情報に記録されてしまいます。

たとえば、返済を延滞した、債務整理をしたなどです。

これらの金融事故を起こしている人は返済能力が低いとみなされます。

そのような人にお金を貸し付けるのは業者にとってリスクが高いです。

そのため、金融事故を起こしたことのある人は審査でとても不利になり、新規の貸付を受けられないケースがよくあります。

申込情報が多い

他社の貸付への申込情報は信用情報に記録されています。

もし、複数の貸金業者やクレジットカード会社などに多数の申込情報がある場合は審査でマイナスになるため注意しましょう。

多くの申込があるということは、それだけお金に困っている証拠になるからです。

申込情報が多い申請者にお金を貸し付けるのはリスクがあると判断されます。

他社からの借入金額が多い

他社から借り入れている金額が多い場合は不利になります。

他社からの借入額が高額であれば、月々の返済も高額になるからです。

そのような状態で新しい貸付を受けると返済に苦労する可能性は高いと判断されます。

また、貸金業者の場合は総量規制の問題もあるのです。

総量規制により、年収の1/3を超える金額を貸し付けることは禁止されています。

キャッシングの審査の際には、総量規制を超えていないかどうかを業者はしっかりとチェックしているのです。

クレジットカードを契約したことがない

これまでにクレジットカードの契約をしたことがない人は審査で不利になります。

クレジットヒストリーが低いからです。

クレジットヒストリーとは過去の信用取引の履歴であり、契約の有無だけではなく、取引履歴や支払状況まで含みます。

カードを作り、長期間きちんと返済した実績があれば、クレジットヒストリーが高まるのです。

一度もクレジットカードを作ったことがない人はクレジットヒストリーがないため、信用性を疑われます。

また、クレジットヒストリーはクレジットカードだけではなく、スマホの分割払いなどで高めることが可能です。

信用情報を回復するための条件は?

すでに信用情報に傷がついている場合でも、回復するケースはあります。

事故情報は数年経過すると削除されるからです。

基本的には完済してから5年以内に回復すると考えましょう。

ただし、信用情報機関は複数存在していて、回復されるまでの期間は異なります。

原則としては、完済して5年以内にほとんどの事故情報は削除され、完済するまでは半永久的に記録されると覚えておいてください。

また、事故情報とは別に各金融機関は独自に情報を管理しています。

そのため、特定の金融機関で社内ブラックとして扱われている場合は基本的に回復しません。

信用情報は完済してから5年以内に削除されることが多いです。

まとめ

● 信用情報の傷がキャッシングの審査に影響を与える
● 金融事故を起こす、他社からの借入金額が多いなどは信用情報に傷をつける
● 完済して5年経つと信用情報が回復することが多い

信用情報はすべてのキャッシングの審査においてチェックされます。

そのため、信用情報に傷があるとキャッシングの審査で不利になるのです。

過去に金融事故を起こした、他社からの借入金額が高額であるといったケースは信用情報に傷をつけます。

また、完済して5年経った場合は信用情報が回復されることが多いです。

これからキャッシングを利用したい方は信用情報に注意しましょう。