キャッシングを利用する際には必ず審査が行われます。
審査はさまざまな項目がチェックされるため、住宅ローンの影響が不安になる人もいるでしょう。
この記事ではキャッシングの審査に住宅ローンが影響するのか、キャッシングの審査で不利になるのはどのようなケースなのか解説します。
① 住宅ローンはキャッシングの審査に影響するのか?
② キャッシングの審査に不利になるケースは?
③ キャッシングの審査に通るためのコツは?
Contents
キャッシングの審査に住宅ローンは影響する?
キャッシングの審査ではさまざまな点について調べられます。
たとえば、申込者の他社からの借入状況もチェックされるのです。
そのため、住宅ローンを利用していることはすぐにわかります。
キャッシングの審査では、他社からの借入額が問題視されることが多いです。
住宅ローンを借りている人は毎月返済する必要があります。
その状態でキャッシングの申込をすると返済能力を疑われる可能性があるのです。
住宅ローンを利用していることはキャッシングの審査において基本的に不利になると考えましょう。
キャッシングの審査で不利になるケース
キャッシングの審査で不利になるケースとして以下のような場合に注意しましょう。
- 収入の安定性がない
- 他社からの借入額が多い
- 総量規制をオーバーしている
- 過去に金融事故を起こしている
- 申請内容に虚偽がある
それぞれのケースについて詳しく解説します。
収入の安定性がない
キャッシングの審査では収入の安定性が重視されます。
毎月安定して一定以上の収入を得ていることが重要です。
そのため、収入が低かったとしても、月々の収入が安定している場合は審査で評価されます。
特定の月だけ収入が高くても、収入がまったくない月がある場合は審査で不利になるでしょう。
他社からの借入額が多い
審査では他社からの借入額がチェックされます。
複数の業者からすでにお金を借りている場合は審査で不利になるでしょう。
住宅ローンを利用している場合だけではなく、他社でキャッシングを利用しているといったケースでも審査でマイナス評価になります。
総量規制をオーバーしている
貸金業者を利用する際には総量規制があり、年収の1/3までしか借りられません。
他社からの借入額もすべて合計して年収の1/3を超えてはいけないのです。
消費者金融を利用する際には総量規制をオーバーしていると審査で落とされます。
過去に金融事故を起こしている
過去に返済の延滞や債務整理、代弁返済といった金融事故を起こしていると審査に落ちる可能性が高いです。
金融事故は信用情報に掲載されており、いわゆるブラックリスト入りすることになります。
信用情報はすべての金融機関が自由にチェックできるため、必ずバレてしまうのです。
過去に金融事故を起こしている場合は審査で不利になるため注意しましょう。
申請内容に虚偽がある
申請内容に虚偽が含まれていると審査で落とされるでしょう。
正確な申請を心がけるべきです。
記入ミスで申請内容が誤っていたとしても、虚偽であるとみなされる可能性があるため注意しましょう。
審査に通りやすくするためのコツ
キャッシングの審査に通りやすくするためには以下のコツを守りましょう。
- 他社からの借入をできるだけ減らす
- 希望金額を少額にする
- 消費者金融を利用する
それでは、それぞれのコツについて解説します。
他社からの借入をできるだけ減らす
他社からの借入はできるだけ減らすことが大切です。
他社からの借入が高額だと審査で不利になります。
また、総量規制をオーバーする可能性も出てくるでしょう。
事前に少しでも繰り上げ返済をして借入残高を減らしておくと審査で有利になります。
希望金額を少額にする
キャッシングの申込の際には希望金額を必要最小限に留めておきましょう。
希望金額が高くなるごとに審査が厳しくなるからです。
数万円程度の少額の場合には審査は通りやすくなります。
本当に必要な金額のみを希望しましょう。
消費者金融を利用する
キャッシングを提供する業者はたくさんあります。
その中でも特に審査が緩いとされているのは消費者金融です。
銀行系のカードローンなどは審査が厳しいため注意しましょう。
ただし、消費者金融は審査が緩いのですが金利が高く設定されています。
利息の負担が大きくなる点に気をつけてください。
まとめ
● 住宅ローンの残高があるとキャッシングの審査で不利になる
● 過去の金融事故や他社からの借入なども審査で不利な原因になる
● 希望金額を少額にする、他社からの借入を減らすなどで審査に通りやすくなる
住宅ローンがあると返済能力を低く評価されるため審査で不利になります。
また、過去の金融事故や他社からの借入なども審査で不利になる原因となるのです。
キャッシングの審査では、希望金額を少額にする、他社からの借入を減らすなどで有利になります。
消費者金融ならば比較的審査が緩いためおすすめです。